​ミニチュアシュナウザーの育て方

ミニチュアシュナウザーのお手入れ方法

2017年10月26日 16時31分

ミニチュアシュナウザーは、まずは日常的な毛のブラッシングをするところからお手入れをする必要があります。
パグなどの毛のない犬種とは異なり毛が生えますので、こまめにブラッシングしてあげましょう。
ブラッシングを続けることによって、毛玉ができるのを未然に防ぐことができますし、外見もかわいくなります。
 
口ひげに特徴のあるミニチュアシュナウザーですが、
食事の際や水を飲んだ際にびちゃびちゃになってしまったりドッグフードが絡まってしまったりすることも
あります。
放置しておくと茶色く変色してしまいますので、
特に食事後はしっかりときれいにしてあげてから串で毛並みを整えてあげましょう。
 
同じ毛のお手入れにシャンプーも含まれますが、ミニチュアシュナウザーは皮膚の弱い犬種ですので、
月に1回から2回程度で十分です。
シャンプー前にブラッシングをして余分なほこりやごみを取り去り、
人間の使う温度よりも低めの35度前後の水温を利用して体を少しずつ濡らしていきます。
いきなり顔からかけると全身を震わせて水滴が周りに飛びますので、
お尻の部分から首の部分までを洗ってから顔部分を洗うとよいかと思います。
 
顔を洗う際には、目や耳、鼻などにシャワーがかからないように注意してください。
シャンプーで全身を洗ったら、しっかりとすすいであげてください。
シャンプー後にリンスを利用することもあるかと思いますが、リンスも皮膚に残らないように
すすぎ切ってください。
洗い残しがあると皮膚病にかかってしまう危険性もありますので、ちゃんと洗い流したか確認してください。
 
洗い落したら、タオルにくるんでまずは表面の水分を吸い取ってあげてください。
その後ドライヤーを利用して乾かすのですが、熱くならないように適度な温度を利用してください。
ここでも、毛先だけではなく根元が湿ったままだと皮膚病になる可能性がありますので、
しっかりと全体を乾かしてから再度ブラッシングしてあげましょう。
 
他にも、耳かきや目の掃除、歯磨きや爪切りなどの細かなお手入れはたくさんあります。
特に、たれ耳タイプのミニチュアシュナウザーは耳垢がつきやすいですので、
週に1回くらいはお手入れしてあげましょう。
また、個体によっては涙やけすることもあるかと思います。
目の周りが茶色く変色してしまいますので、細かく専用のローションなどでお手入れしてあげましょう。
 
気を付けなければならないのは、爪のお手入れです。
犬は爪自体にも神経が通っているため、切りすぎると痛みを感じますし血も出てしまいます。
しかし、反対に伸ばしすぎると爪が肉球に食い込んでしまいます。
ミニチュアシュナウザーも強い痛みを感じて歩けなくなってしまいます。
そのため、爪はこまめに少しずつ切ってあげるのが良いのではないかと思います。
 
これらが、ミニチュアシュナウザーの基本的なお手入れ方法になります。
そのほかにも個体によってしなければならないお手入れなどがあるかと思いますが、
たまに病院に行ってお医者さんと相談しながら何をすべきかを決めましょう。
また、日常的なお手入れに自信がないという方は、トリマーやペットショップなどに
依頼するのもよいかと思います。